切迫流産・切迫早産の入院費、保険はきくの?
切迫流産や切迫早産で入院になった場合、少なくても1週間の入院が必要とされています。
流産・早産になることを防ぐために入院が必要、と判断されているので、すぐに退院と言う訳にはいかないようです。
その際に、保険が適用されるかされないか、気になりますよね。
実際にはどのようになるのでしょうか?
安心してください。保険は適用されます。
自己負担は3割負担。
通常の医療と同じ率での適用です。
この治療費は一日9000円ほどと言われています。
単純に1週間の入院ですと、56000円。
その内3割負担で、16,800円。
それから、基本的に切迫流産・切迫早産の治療は安静にしながら点滴が施されます。
治療薬に使われるのは、止血剤や子宮収縮抑制剤など。
この投薬にかかった費用が、やはり3割負担です。
そして、食事代がかかります。
入院時食事療養費、というのが設定されていて、1食260円と安くなります。
1週間なら、260円×3食×7日=5,460円ですね。
これらは、高額療養費を申請すれば、限度額以上の分は返ってきます。
私の時は、4万円弱が高額療養費で戻りました。
健康保険にちゃんと入っていれば、ご家族にもそれほど負担がかからないと言えるでしょう。
ただし、以上の話は「大部屋」で「差額ベッド代」がかからなかった場合の話です。
個室だと、また事情が違います。
個室の差額ベッド代に注意
気をつけなければならないのは、個室などでかかる差額ベッド代です。
これは健康保険は効きません。
差額ベッド代は、1日5千円〜1万5千円など、病院や病室によって差があります。
1万円だと、7日で7万円。
30日なら30万円かかりますよね。
健康保険が効かないので、この差額ベッド代は自費になってしまいます。
保険会社の保険で、入院特約をつけている人は、差額ベッド代が出る場合があります。
保険で賄えると、ずいぶん助かりますよね。
自分の入っている保険が、入院特約がついているか、差額ベッド代に対応しているか、チェックしてみてくださいね。